身長とカルシウムの関係
身長の伸びとカルシウムにはどのような関係があるのでしょうか?昔から、「身長を伸ばしたければ、牛乳をたくさん飲め」なんていわれてきましたよね。
でも、牛乳をたくさん飲んでも背が伸びない人もいます。
それは、カルシウムを摂る時には、量よりもバランスの方が重要だからだと思います。
たくさん牛乳を飲めばカルシウムがたっぷりと摂れて身長が伸びるというのは古い考えです。
身長を伸ばすためには、カルシウムを摂るだけでなく、バランスよくマグネシウムも摂る必要があるのです。
マグネシウムには、骨に入っていくカルシウムの量を調節する働きがあります。
この事は、身長が伸びるかどうかに大きく関わってきます。
マグネシウムが不足すると、カルシウムが骨に入っていかなくなってしまい、身長も伸びなくなってしまいます。
カルシウムとマグネシウムのバランスは2対1が最も理想的と言われています。
成長期には、カルシウム1000mgに対して、マグネシウム500mgというバランスで摂取すれば身長の伸びに効果があります。
カルシウムの量が多すぎると、マグネシウムが減ってしまうので注意しましょう。
余分なカルシウムは尿となって排泄されます。
一日分のカルシウムを一気に摂ってしまっても身長が一気に伸びる事はないので、何回かに分けてカルシウムとマグネシウムを摂取するのが良いでしょう。
また、カルシウムに比べると、マグネシウムは取りにくい栄養素だと思われるので、市販のサプリメントなどで補充するのも一つの方法です。
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