マフラーとストールの違い

マフラーとストールは全く違うものです。
マフラーは首に巻いて使う防寒具で、最近ではおしゃれ用にも使われるようになりました。
基本的には幅が３０センチ程度の帯状のものです。
長さは男性用と女性用でも違いがありますが、１メートル前後のものが多いようです。
これに対してストールは肩掛けです。
ジブリアニメの「ハウルの動く城」でソフィーが肩にかけていたのがストールです。
肩掛けも一応防寒具で、首周りに巻くという点では同じですが、首に巻くマフラーに対して、どちらかというと肩にかける・着るといったイメージになるのがストールです。
形は風呂敷状の正方形が一般的で、それを半分に折って三角にして肩からかけます。
ですが、近頃では三角のものや長方形のものなど、様々な形状のものがおしゃれ用として出てきています。
マフラーかストールかわからないような紛らわしいタイプも出てきているようですが、いずれにしてもマフラーよりも大判で幅広のものがストールとなります。
あるいは、首・襟元に巻くのがマフラーで、肩にかけるのがストールという区別もできるかもしれません。
また、これまではストールといえば女性用で、男性用のストールはありませんでした。
でも、ファッション業界はどんどん新しいものを取り入れており、最近では男性用のストールも販売されています。
ファッションのユニセックス化・多様化はますます進んでいくみたいですね。
新しい巻き方や使い方も次々に考えられているようです。