G.V.G.V.

Ｇ.Ｖ.Ｇ.Ｖ.は、1999年にデザイナーのＭＵＧ氏（1971年生まれで桑沢デザイン研究所卒業）によって設立されたブランドです。
2003年の秋冬東京コレクションからデビューして以来、フランス語で「男のような・男っぽい」という意味であるマスキュリンとフェミニン（女性らしさ）の同居する、オリジナルな世界観を表現しています。
2007年4月に、初のオンリーショップをオープンさせました。
2007年春夏には、ユニクロの「デザイナーズインビテーション」で、国内外のデザイナー達と共に参加し、大成功を納めました。
また、時代の空気を読むセンスの良さは高い評価を得ており、ブランドの一貫したコンセプトを無くして、その時によって自由な感性でテーマを決め、毎シーズンコレクションとして発表し続けています。
作品例を挙げますと、今年の春夏コレクションでは、ネオンカラーの鮮やかなドレスを発表しています。
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オレンジのギャザリングドレスやワンショルダー、ふんわり膨らませた裾部分なども特徴があります。
前身頃を布地で交差した仕様や、ピンクのベアトップ、ハイテク素材のティアードドレスは、ミニ丈でセクシーな雰囲気です。
その中に、メンズライクなショートパンツやツナギをアクセントに差し込み、バランスを良くしています。
また、近未来感のあるカラーリングと光沢のある人工素材を使い、定評のあるドレススタイルに、ストリート的な要素を加え、ＭＵＧオリジナルの「強くてかしこ儚い女性像」を表現しています。

DRESSCAMP

DRESSCAMP（ドレス キャンプ）は2002年に、株式会社アト・ワンズをバックグラウンドにして、岩谷俊和氏をデザイナーとし、「着る喜びのある、見られるための特別な服」をコンセプトに、東京のファッションシーンにドレスが作れるブランドとしてスタートしました。
そしてDRESSCAMP（ドレス キャンプ）は2005年の１月に、初の直営店を、南青山にオープンしました。
以来、ゴールドをブランドカラーに設定し、豪華でカラフルなアイテムを、コンセプトとして、常に新たな価値観を提案し続けています。
現在では、いつ、パリコレクションにアップしても、おかしくない実力を備えるようになりました。
東京コレクションでは、2003年S/S以来毎シーズン、2004年〜2005年A/Wからは、レディースとメンズコレクションを加え、発表し続けています。
レディース、メンズ両方の作品に、オリジナルのプリント素材、スワロフスキークリスタルなどの装飾を施すなど、洗練された当たり前ではないデザインと、今のリズム感を表現しています。
また、DRESSCAMPは、メンズも評価が高いので、カップルで楽しめるブランドでもあります。
幅広い層から支持されていますが、中でも、自分でファッションを演出しながら楽しめる「大人」をターゲットとしています。
さらに、さまざまな有名ブランドとのコラボレーションにも注目する必要があります。
中でも、スポーツウェアの老舗、チャンピオンを選ぶあたりも、センスの高さを窺わせています。
今年のDRESSCAMPのコレクションは、前シーズンのように、やんちゃなモチーフを残しつつも、エレガントにふれ、岩谷俊和氏の懐の深さを見せています。