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2008年 秋冬 パリコレクション
2008年の秋冬パリコレクションも、例年通り大盛況のうちに終わりました。 パリコレクションとは、パリコレと呼ばれたりもしますが、毎年フランスのパリで開催されるファッションブランドの新作発表会のことです。 たくさんのブランドのデザイナーたちが、この日のために新しい作品を作り上げ、そして発表することで、世界中から集まったメディア関係者やファッション関係者、あるいはジャーナリストやバイヤーの目に触れることになります。 つまり、ビジネスの場なので、パリコレクションがリアルタイムで一般の消費者の目に触れることはほとんどありません。 でも、パリコレが終わったと同時にありとあらゆるメディアに取り上げられますので、その年の秋冬物に興味のある方はチェックしてみるといいですね。 2008年秋冬パリコレクションで、ひと際注目を浴びたのがクリスチャン・ディオールです。 デザイナーであるジョン・ガリアーノが表現したかったのは、1960年代の生き生きとした若者の、そのエネルギッシュで、そして何にも縛られずとらわれることのない楽観的で、とてつもなく明るいムードだったそうで、会場全体がパっと明るくなるようなカラフルなドレスを披露しました。 ビックリするほどの派手なメイクを施したモデルたちが、オレンジやピンクやパープルの衣装を着て会場に登場するなり、客席から歓声が上がるほどの盛り上がりを見せました。 日本のデザイナーたちも、世界中から注目を浴びていました。 中でも、山本耀司さんのワイズや川久保玲さんのコムデギャルソンは多くのメディアが釘付けのようでした。 ワイズの2008年の秋冬コレクションのテーマは『馬』だそうで、ジャケットや、ドレスに革と布を組み合わせることで、それを表現しており、縫い目のない皮製のジャケットに、会場から熱い視線が送られていました。 コムデギャルソンのテーマは『悪趣味』。 下着が見えてしまうほどのつぎはぎの服や、大柄のモチーフを大胆に取り入れたトップスなど、インパクトのあるデザインと強烈な色使いが印象的でした。 2008年の秋冬のファッションは、パリコレクションからはじまると言っても過言ではないでしょう。 PR
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2008年 秋冬 ニューヨークコレクション
年が明けて2月に入ると、いよいよコレクションシーズンの始まりですね。 世界中のファッション都市が、とても賑やかになる時期に入ります。 2008年も、ニューヨークを皮きりに秋冬コレクションが開催されました。 秋冬コレクションは、ニューヨーク、ミラノ、パリ、東京、と1ヵ月半にわたって行なわれるわけですが、とくに、ニューヨークコレクションは他のコレクションに比べると、デザインがかなりシンプルで実用的であることがよく解ります。 洗練されているデザインであえることは言うまでもありませんが、そこは人種の坩堝とも言われるニューヨーク、多種多様な文化が混ざり合ってそして、良い意味で競い合うことで斬新な感性や価値観を生み出し、その延長上で『売れる服』というものを模索して追及する、それがニューヨークコレクションの特徴です。 現実の生活を意識することからデザインされた実用的な服が多く発表される所以はここにあるのです。 2008年の秋冬ニューヨークコレクションでは、早々に日本人のデザイナーである小川彰子さんのコレクションが発表されました。 彼女のコレクションは、一言で言うなら「銀河鉄道999」の世界。 ジャケットもコートもコサック帽も、すべて黒色で統一された装いのモデルさんがミラーボールのきらめく中を颯爽と歩く姿は、まるでアニメに登場するメーテルそのもので、宇宙を感じずにはいられませんでした。 また、2008年の秋冬コレクションには、クラッシック回帰が根底にあるようですが、小川彰子さんも伝統的な要素をふんだんに取り入れたデザインが目を引きました。 タータンチェックを大胆に取り入れた大きなショールは、懐かしさを感じさせつつも、ドレスに現代的なディテールを十分に取り入れたものであるため、逆に新鮮な印象で注目を浴びていました。 1962年から開催されているプレタポルテのコレクションであるニューヨークコレクション。 2008年の秋冬のトレンドもここからはじまるのです。
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2008年 秋冬 ミラノコレクション
2008年2月、秋冬の新作を一堂に会したミラノコレクションは大盛況のうちに閉幕されました。 今年も例年通り、数々のブランドのデザイナーが自信を持って送り出す秋冬物の新作が、次々に発表されました。 2008年の秋冬ミラノコレクションで一番印象的だったのは、そのファッションに素材やデザインの上では、十分新しい要素は取り込まれているものの、根底に流れているものは『クラッシック』であるということです。 どのブランドも、ただ秋冬のコレクションだからというわけではなくて、正統派の落ち着いたスタイルが、逆に新鮮で安心感さえ覚えるものでした。 数あるブランドの中で、美しいレースをうまく使って本当の女性らしさを表現していたのはプラダです。 2008年のミラノコレクションでプラダは、レースで身をくるんだ淑やかな女らしさではなく、肌が透けるようなベージュや黒のレースによって意図的に女性の力強さや、女性が秘めている活気などといった女性の魅力を、そのデザインからイメージさせました。 また、2008年の秋冬のトレンドになるであろうと言われているチェックをとても現代風に使いこなしていたのは、ドルチェ&ガッパーナです。 ドルチェ&ガッパーナは、イギリスにおいて伝統的な柄とされているタータンチェックをそのデザインに盛り込んでいました。 一つ間違うと、ちょっと古臭くなってしまうタータンチェックなんですが、まったくそのようなことはなく、とても現代的なデザインでした。 1976年から開催されているミラノコレクション。 2008年も秋冬のトレンドは、ここから始まると言っても過言ではないでしょう。 |
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