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2008年 秋冬 ニューヨークコレクション
年が明けて2月に入ると、いよいよコレクションシーズンの始まりですね。 世界中のファッション都市が、とても賑やかになる時期に入ります。 2008年も、ニューヨークを皮きりに秋冬コレクションが開催されました。 秋冬コレクションは、ニューヨーク、ミラノ、パリ、東京、と1ヵ月半にわたって行なわれるわけですが、とくに、ニューヨークコレクションは他のコレクションに比べると、デザインがかなりシンプルで実用的であることがよく解ります。 洗練されているデザインであえることは言うまでもありませんが、そこは人種の坩堝とも言われるニューヨーク、多種多様な文化が混ざり合ってそして、良い意味で競い合うことで斬新な感性や価値観を生み出し、その延長上で『売れる服』というものを模索して追及する、それがニューヨークコレクションの特徴です。 現実の生活を意識することからデザインされた実用的な服が多く発表される所以はここにあるのです。 2008年の秋冬ニューヨークコレクションでは、早々に日本人のデザイナーである小川彰子さんのコレクションが発表されました。 彼女のコレクションは、一言で言うなら「銀河鉄道999」の世界。 ジャケットもコートもコサック帽も、すべて黒色で統一された装いのモデルさんがミラーボールのきらめく中を颯爽と歩く姿は、まるでアニメに登場するメーテルそのもので、宇宙を感じずにはいられませんでした。 また、2008年の秋冬コレクションには、クラッシック回帰が根底にあるようですが、小川彰子さんも伝統的な要素をふんだんに取り入れたデザインが目を引きました。 タータンチェックを大胆に取り入れた大きなショールは、懐かしさを感じさせつつも、ドレスに現代的なディテールを十分に取り入れたものであるため、逆に新鮮な印象で注目を浴びていました。 1962年から開催されているプレタポルテのコレクションであるニューヨークコレクション。 2008年の秋冬のトレンドもここからはじまるのです。 PR |
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