コートが有名なTORNADO MART、イヴ・サンローラン・リブゴーシュとは

ＴＯＲＮＡＤＯ　ＭＡＲＴは、少年から青年へ変わるその瞬間の境目のナイーブな感じをファッションで表現しています。
他のブランドに比べると非常に個性の強いデザインの物が多いので着こなすのがちょっと難しいです。
このブランドを着こなすことが出来れば男性特有の色気やオーラを引き出すことが出来るでしょう。
でも、細い体型だからといって着こなせる訳ではなく、それなりに筋肉がついていて体格が良く、顔も一定以上のレベルでないと服の個性に負けてしまうんだとか。
綺麗め、かつ不良っぽさもある感じですが、メンズブランドでは珍しいほどキラキラしたり花柄が多いのが特徴です。
一目でＴＯＲＮＡＤＯ　ＭＡＲＴだとわかってしまう所が逆に短所かもしれませんね。
人によって好き嫌いがはっきりと分かれるブランドだと思います。
イヴ・サンローラン・リブゴーシュは、１９６６年にイヴ・サンローラン本人がパリにプレタポルテのブティックをオープンしたのが始まりです。
イヴ・サンローランの後についている「リブゴーシュ」とは、「Ｒｉｖｅ Ｇａｕｃｈｅ」の意味であるパリの左岸を指しています。
大腿部まであるロングブーツやサファリ・ルック、シースルー・ドレス、ポップアート・ドレス、ミリタリー・ルックなど現在ではよく見かけるファッションアイテムを生み出しました。
洋服だけではなくベルトやバッグなどの革製品も幅広く展開されています。
イヴ・サンローランの高級ラインとして大変人気はありますが、価格も高くなかなか一般人には手の届きにくい商品でもあります。
みんなが持っているようなイヴ・サンローランではなく、一味違った個性のあるイヴ・サンローランを身につけたいあなたには、イヴ・サンローラン・リブゴーシュがおすすめです。

コートが有名なPRADA、Dior Hommeとは

イタリアを代表する複数のデザイナーズブランドを率いる企業グループで、全世界で人気を博しているのが「ＰＲＡＤＡ」です。
マリオ・プラダが１９１３年、イタリアのミラノに皮革製品店を開業したのがプラダの始まりです。
世界中から質の高い革や珍しい素材を集め、高い技術で作ったアイテムがブルジョワの間で人気になったのがきっかけでイタリア王室の御用達になりました。
ＰＲＡＤＡのアイテムは、定番であるナイロン素材やキャンバス地などと革が絶妙のバランスで作り上げられているので、日常のさりげないシーンからスポーツに至るまで様々な場面で贅沢感を演出してくれます。
高級なブランドバックにも関わらず、カジュアルで使いやすいというのが、今日まで人気を保ち続けている理由の一つでしょう。
ちなみに、プラダの各種ラインには色の名前がイタリア語でつけられています。
プラダと言えば「ＮＥＲＯ」ですが、これは黒を意味していて、「プラダと言えばこれ！」の大定番のラインです。
ＮＥＲＯに続き人気があるのが「ＲＢＡＮＯ」で、これもベーシックなブラウンです。

メンズウェアラインとして発足したのがＤｉｏｒ　Ｈｏｍｍｅです。
「ロックテイスト」という言葉を作り出し、流行させたのはこのブランドだと言っても過言ではないでしょう。
メンズブランドですが、黒を基調とした細身でタイトなシルエットのジャケットなどを中心に、細身のシルエットのスキニージーンズやデニムを展開してきました。
ロックテイストと謳っているものの、決してロックの持つ荒々しいイメージではなく、上品さや知的さ、さらに、繊細さを持ち合わせているところがこのブランドの特徴ではないかと思います。

コートが有名なJIL SANDER、viktor&rolfとは

「装飾なきデザイン」をコンセプトに掲げているのが、ＪＩＬ　ＳＡＮＤＥＲです。
１９６８年、ドイツのハンブルグにブティックを開いたことがＪＩＬ　ＳＡＮＤＥＲの始まりです。
ジル・サンダーは、ファッションジャーナリストとして活躍した後、デザイナーに転身しました。
ブティックを開いた当初は、ソニアリキエルなどのブランドの服を売りながら、自分がデザインした服も一緒に売っていたようです。
１９７３年に自分の名前から名付けたブランド「ＪＩＬ　ＳＡＮＤＥＲ」をパリのプレタポルテコレクションに発表しましたが、当時は受け入れられず、撤退を余儀なくされました。
その後、活動の場をミラノに移すなどして独自のデザインコンセプトを貫き、９０年代には、その機能性と品格を高く評価されるようになります。
１９９９年に、ＪＩＬ　ＳＡＮＤＥＲはプラダグループに買収され、ジル・サンダーは信念を貫くためにデザイナーを辞任してしまいました。
着る人にとって着心地のいい服に仕上げるために、素材やカット・ディティールにこだわり、妥協しないことで知られるジル・サンダーが２００９年にユニクロとコラボしたことは、世界中のファンを驚かせ、話題になったものです。
昔からのファンからは賛否両論のようですが、多くの人が手軽な価格で彼女のデザインを楽しめるのは素晴らしいことですよね。

「変なデザイナー」という代名詞で有名なのがｖｉｋｔｏｒ＆ｒｏｌｆ。
１９９３年、南仏イェールのヨーロッパ新人デザイナーコンテストで、イスラエル生まれのヴィクター・ホスティンとオランダ生まれのロルフ・スノランがデビューしたのがこのブランドの始まりです。
２００６年に、現在では日本でも大人気であるＨ＆Ｍとのコラボレーションも行っています。
スタイル的には細身なのに機能性が高く、細かい部分にも強いこだわりが見られるところが、このブランドの人気の秘密のようです。
オンラインでコレクションを発表したり、様々なブランドとコラボレーションするなどの斬新な展開もｖｉｋｔｏｒ＆ｒｏｌｆの魅力の一部でしょう。