男の爪 手入れ

男の爪の手入れは、大切な身だしなみの一つです。
いくらおしゃれな服装で、靴までしっかり磨いていたとしても、爪が長く伸びていて、黒い爪アカが溜まっていたら、一瞬で不潔でだらしないという印象を与えてしまいます。
かといって、爪の表面をピカピカに磨くのも、やりすぎかもしれません。
女性によると、「爪がきちんと短く切られている男性には清潔感を感じるけど、爪がピカピカだったら引く！」そうです。
男性の手をセクシーだと感じる女性は多く、手は意外と注目されています。
こまめに爪切りで爪を切り、爪の間に爪アカがたまらないように、日常的によく手を洗う習慣をつけましょう。
特に、デートの前日には爪の手入れをお忘れなく。
爪が長く伸びていると、手を繋いだ時にも痛いですが、何よりもベッドインした時に困ります。
女性の性器はデリケートで傷つきやすいので、長い爪で傷ついてしまったり、痛みを感じたりしやすいのです。
ちなみに、そんなことにも気を使えない男性は、愛撫が下手で自己中心的なセックスをすることがほとんどだと思います。
だって、セックスのマニュアル的な読み物には、まず絶対に書いてあるような初歩的なことですから。
爪が割れやすいなどの理由で、本格的な爪の手入れの仕方が知りたいという人は、男性用のネイルサロンに行ってみてください。
ネイリストのお姉さんに傅かれるように爪のお手入れをされ、ハンドマッサージをしてもらうと、王様気分を味わえます。

爪の病気

爪の病気について紹介していきます。
まず、爪の水虫です。
正式には、爪白癬（つめはくせん）といい、白癖菌が爪の中に侵入して繁殖する感染症の一種になります。
この白癖菌が足で繁殖していれば、足水虫です。
白癖菌は一度爪の中に侵入すると、爪を栄養にして繁殖し続けます。
爪の中の白癖菌は、ゴシゴシ洗っても、市販の水虫用塗り薬、スプレーなどを使っても退治できません。
さらに恐ろしいことに、切った爪にも白癖菌がいて、半年以上もの長い間、生き続けることがあるそうです。
爪を切る時に飛び散ってしまった白癖菌付きの爪が、家族に水虫を移してしまったり、足や手など体の他の部分にまで水虫を拡げる感染源になってしまいます。
爪の水虫になったら、爪を切る時にも細心の注意を払いましょう。
ちなみに、放っておくと、どんどん悪化し、周囲に白癖菌をばら撒くことになります。
早めに皮膚科に行って治療してください。
次に、「最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学」で紹介されて有名になった爪メラノーマです。
爪メラノーマは皮膚がんなので、放置すると死に至ります。
がんの中でも最も転移しやすいといわれているので、もし、爪メラノーマに気がついたら、すぐに皮膚科に行ってください。
足の親指に一番できやすいという特徴もあります。
足の爪を切る時には、爪の根元から縦に黒か褐色の細い線がないか、チェックしましょう。
もちろん、そういう線ができているからといって、必ずしも爪メラノーマであるとは限りませんが、素人には判断できないので、専門医に診断してもらう必要があります。

爪の磨き方

爪の磨き方としては、まず、爪のお手入れ用の金属ヤスリの目の荒い方の面で、爪の長さや形を整え、金属ヤスリの目の細かい方で引っかかりのないようにきれいに仕上げます。
金属ヤスリを動かす方向は一定の方向だけにして、往復させないように気をつけましょう。
ガラス製の爪ヤスリを使うと、サクサク削れます（削りすぎに注意）。
爪の形を整えたら、甘皮の処理をしてください。
甘皮の処理が終わったら、いよいよ爪を磨いていきます。
爪を磨く道具は、硬めのスポンジの違う面を使って順番に磨いていくと爪がピカピカになるもの、アタッチメントをつけて電動で爪を磨くもの、表面と裏面で磨くことで爪をピカピカにできる布、紙やすりと研磨剤のペーストとバッファーを使って磨くものなど、色々な種類があります。
使い勝手やどのくらいピカピカになるかも、商品によって違いますから、色々と試してみて、自分の好みで選びましょう。
ピカピカがどのくらい持続するかにも差があります。
一番のオススメは、ガラス製の爪磨き「ヘレステオドール」です（ガラス製の爪ヤスリとは違うもの）。
手軽に使えてピカピカが長持ちするので、口コミで人気が広がっています。
マニキュアができない事情がある人でも、爪磨きなら透明なマニキュアを塗ったような輝きが楽しめるでしょう。
ピカピカになるまで磨かなくても、爪の表面の縦スジを削るだけで、健康そうで美しい爪にみえます。
また、甘皮の処理をしたり、適度に爪を磨くことで、丈夫な爪を育てられるのです。